京都和硝子の続報 1
京都和硝子のデザインが
ようやく完成しました。
ガラスを立てる台座は2種類。ひし形と台形。
ウォールナットとメイプルの組み合わせです。
木工の精度と仕上げには徹底したこだわりを持っています。
ガラスをこのように挟んで、角度を調整できるようにしてあります。
微量な角度にしても安定させるのに苦心しました。
京都和硝子を生み出したのは
建築家の横田満康さん。
メディア露出が多く有名な方で
NYでも評価を受けているそうです。
和硝子の良いところは
歴史ある着物でも、ガラスに挟んで焼くことで
染めたときの発色がよみがえること。
そして、未来永劫、その美しさが受け継がれることに
あると思います。
伝統や歴史、人の想い、思い出などが
ここに受け継がれるイメージを持っています。
INORIという名称は横田さんが名付けたものですが
和硝子から感じる重みと、私がこのプロダクトに込めた
軽やかなデザインの側面がよく表れた名称と思います。