Maker Faire2014 出展後記 1
ものづくりオタクの祭典、Maker Faire。アメリカ初のこのイベント、日本上陸時は数千人規模の
来場者数でスタートしたそうですが、年々右肩上がりで規模を拡大し今では数万人規模の
モンスターイベントに成長。会場内は凄い熱気でございました。
会場1時間前から長蛇の列!
ものづくり系女子の姿も多く見られました
会場内は見たことのないもので埋め尽くされていました。
どの作品からも並々ならぬ情熱と、大人たちのバカバカしいまでのものづくりへの
ひたむきさが感じられ、ここ数年、いや数十年感じたことのない刺激的なオーラが充満。。
自分もその類の大人だと思ってきましたが、
いやいや、まだまだ足りない、突っ込みも発想も。
もっと壁を越えていかないと。
・・・自分を省みる良い機会にもなりました。
インテリア系のイベントとはまったく異なる雰囲気に呑みこまれそうになりながら、
私も照明オタク代表として、灯りの面白さと可能性を他分野のマニアさん達にお伝えしたい!
そんな気持ちで頑張りましたよ。
イベント用に用意した動物デザイン
私の並びには体験型モビルスーツ(長蛇の列)。列に並びたい気持ちをこらえました。。
完全アウェーの中での出店でしたが、たくさんの方々が照明にも興味を持って下さり
あっという間に二日間が終わりました。今日のために作り溜めた照明は、奇跡的に完売。
お立ち寄りいただいた方には本当に感謝の気持ちで一杯です。
ものづくりを支える関係者の方々ともたくさん知り合うことができました。
メディアやファンド、ものづくり支援の方やネットワークビジネスの方々などなど。
私のようにメーカースピンアウト組もたくさん来ていましたね。
日本のものづくりの未来は、ここに集まって来るような、
心の熱い、子供のような、そしてピュアな大人たちが
変えていくのかも知れない、そう思った一日でした。
プロダクトデザインとものづくりは 決して切り離しては語れない、
私はそう思っています。
だからこそ、デザイン分野の方々に、このようなイベントにもっと参加して
ほしいと思うこのごろです。もっと壁を越えて、もっと混ざり合って、
そして、デザインとものづくりのカオスのような
イベントが増えていくことを願っています。