光と想いの共振

飯能のブランド木材 「西川材」 5

飯能市・日高市・毛呂山町・越生町「西川材」という針葉樹のブランド木材があります。

江戸時代の頃から続くもので、

節が少なく、無垢の材の手触りの柔らかさ・香りのよさが特長です。

 

そんな地元の西川材を制作で使用できないかと探したところ・・・

ほとんどは建材として使われるので、

個人単位が小さい材で入手できるところが

ほとんどないのです。

 

これは何か手はないものかと、

西川材のNPO法人「森の市場」の方を訪ねてお伺いしました。

西川材の歴史や現状など、色々お話をしてくださいました。

そして販売のことを伺うと

やはり個人単位や小材での販売はほとんどないとのこと。。。

 

ただ、今回はお尋ねいただいたのでということで、

特別に西川材を扱っている材木屋さんをご紹介してくださいました。

飯能に住んで約1年。

ここの人たちは本当に親切。。。

 

いざ材木屋さんに伺い、

端材を少しお分けいただきました。(お忙しいところ本当に有難うございました。)

 

 

建材の端材となると大きさもかなりあります。

小さいものの製作には十分。

今回のものは

床材?の端材のようですが、

これらはすべてチップとして加工してしまうとの事。

野菜の味が同じように、

端材でも西川材。

手触りも香りもおんなじです。

 

なんだかもったいないなぁと思いながらも、

業務上手間をかけられないこともあると思います。

 

有効に活用できて、

木も材木屋さんも製作者も

それぞれを生かせるようにできるようになれば・・・

もっと多くの人にこの材を感じてもらえるかもしれないと

感じています。