光と想いの共振

3歩進んで2.5歩下がる 5

勢い出てきたかな~~!

 

手を動かしてものをつくって、何度も失敗して

前進していってほしいと思います。

 

作ったものを、どんどん人に見てもらいましょうね!!

by管理人

 

 

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制作を再開し始めましたが、時は昔の止まったまま。

 

もう一度針を今に戻して積み上げ直しです。

 

 

 

ただ止まっていた間、続けていたことがあります。

 

それは「未完の作品の光を毎日灯し続けていた」ことです。

 

 

 

制作は止まっていたけど、やっぱりこの光が好きだったのです。

 

仕事から帰ってきたときに、やわらかく光っている写真が待っていることが。

 

寝る前にソファに座ってこのほの灯りと写真の想いを浴びることが。

 

 

 

決して煌々と照らして動き回れる光じゃない。

 

でも、考え事を減らして写真の想いに浸ったり、

 

珈琲を飲んで深呼吸をしたり、

 

そんな時間を支えてくれる灯りでした。

 

 

 

もう一度考え直します。

 

「この灯りをどういう人に、どうやって使ってほしいのか」

 

 

 

じーちゃんが死んで、写真がほしいと言ってきたばーちゃんとかーさん。

 

生きていた人がいなくなった後に見たくなる姿。

 

そのひとつに「遺影」があります。

 

 

 

遺影の歴史は1900年代、日露戦争時に出征写真をとり、戦死して戻らなかったときに飾ったことが始まりと言われています。

 

それまでの日本では火葬率が約25%、自宅に祭壇と火葬されたお骨と遺影を立てるというスタイルは、約100年ほどのものです。

 

 

 

それでも遺影は、生きている人が亡くなった方を偲び、礼拝し、弔ってきました。

 

そんな遺影に、この制作作品が活かせないか。

 

 

 

デジタルではない、アナログの写真に透過された光のやわらかさとあたたかさ。

 

それを眺めることができる「灯り」という道具の利点。

 

写真を灯し、大切な人と心のやりとりをする。

 

時に生きていたときを思い出し、時に励みをもらう。

 

 

 

この製品を作りだした時、考え抜いたコンセプトは「光と想いの共振」です。

 

名前は「想灯-SOTO-」。

 

 

 

共振とは、ある物体が持っている振動数と同じの波を外から加えると、その物体は動かされるという現象です。

 

写真に込められた想いの振動の波が、灯りとして光に乗り、見た人の心がやさしく揺り動かされるように…

 

そう想いを込めてつくっています。それは今でも変わっていません。

 

 

 

遺影として眺める人はどんな気持ちでいるのか。

 

また亡くなった人は、遺影と通して何を想うのか。

 

 

 

考えを張り巡らせながら、進めていきます。